※こちらは②の記事です※
「営業方法が分からない……」
「低単価な案件しか受注できない……」
こんな悩みを持つWebライターは多いでしょう。
そこで今回は、Webライター歴8年目の筆者が、自身の経験に基づいた「おすすめの営業方法」を解説していきます。
具体的には、クラウドソーシング、X(以下Twitter)、Wantedly、直営業の4つです。
なお、筆者の簡単なプロフィールは以下の通り。
・SEO記事の執筆実績は4200記事以上
・現在の平均文字単価は10円超
・Webライター向けの有料コミュニティを運営(約1,300名在籍)
自分自身はもちろん、コミュニティメンバーの事例も豊富にあるため、リアルな情報をお届けできます。
営業方法以外に「高単価な案件を狙う戦略」も公開するので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
※本記事は2023年7月に執筆
Webライターの営業方法を難易度別に解説
Webライターにおすすめの営業方法は以下の通りです。
営業方法 | 受注の難易度 | 案件数 | 単価 |
①クラウドソーシング | 低い | 非常に多い | 低い |
②Twitter | 普通 | やや少ない | 低い~やや高い |
③Wantedly | 普通 | やや少ない | 低い~やや高い |
④直営業 | 高い | やや少ない | 普通~高い |
①は初心者向けで、④に近づくほど難易度が上がります。なお、ここでいう初心者は執筆経験が50記事未満、中級者は50記事以上が目安になります。
①クラウドソーシング(初心者向け)
初心者におすすめする営業方法は、以下のクラウドソーシングを利用することです。
・ランサーズ
・クラウドワークス
・ママワークス
クラウドソーシングとは、仕事の受発注やお金のやり取りができるプラットフォームのこと。ジャンルや文字単価などで条件を絞り、興味のある案件に応募します。
クラウドソーシングのメリット
メリットは、初心者でも受注できる案件が多い点です。試しにクラウドワークスで検索してみたら、記事作成の案件は1,000件以上あり、その中でも「未経験可」の案件は500件以上ありました。
また、お金のやりとりをクラウドソーシング内でおこなえるので、未払いリスクが低い点もメリットと言えます。
クラウドソーシングのデメリット
デメリットは、利用者が多いため単価が低くなりがちな点。
クラウドソーシングで実績を積んだら、早めにTwitterやWantedly、直営業を並行するといいでしょう。
なお、今回紹介した上記3つは筆者のコミュニティ内で人気のあるクラウドソーシングなので、まずはこちらを試してみることをおすすめします。
ちなみに筆者は、ランサーズとクラウドワークスで合計1,200万円以上の報酬(約5年間)を得ています。
»ランサーズをチェック
»クラウドワークスをチェック
»ママワークスをチェック
②Twitter(初心者~中級者向け)
Twitterは初心者~中級者におすすめです。Twitterで「ライター 募集」と検索をして、興味のある案件にどんどん提案していきましょう。
筆者自身も、Twitterで案件を受注したことは20件ほどあります。
Twitterのメリット
メリットは、クラウドソーシングよりはライバルが少ないので、単価は高い傾向にある点。筆者がTwitterで受注した案件の最高文字単価は8円です。
他にも、クライアントのプロフィールやツイート内容が見られるので、人となりが分かりやすい点もメリットと言えます。
Twitterのデメリット
一方、デメリットはクラウドソーシングよりは案件数が少ない点です。
また、クライアントと直接契約することになるため、契約書を締結したり、直接お金をやり取りしたりという点も、デメリットと感じる人がいるかもしれません。
そのような人は、クラウドソーシングで何件か案件を受注してからTwitter営業に挑戦するといいでしょう。
③Wantedly(初心者~中級者向け)
Wantedlyは求人者と求職者のマッチングサービスのことで、初心者~中級者におすすめです。Wantedlyで案件を受注する一般的な流れは以下の通りです。
・会員登録
・案件を「編集・ライティング」に絞る
・興味のある案件にエントリー
・面談後に契約
Wantedlyのメリット
メリットは、企業の方針や理念などが詳しく書かれているので、クライアントのことを深く知れる点。
他にも、面談を挟むケースが多いためクライアントと親密になりやすく、長期契約や単価アップにつながりやすい点もメリットです。
Wantedlyのデメリット
一方、Zoom面談をするケースが多いため、それが苦手な人にはデメリットにもなり得ます。
ただし筆者の経験上、一度顔を合わせると仕事は進めやすいので、面談が苦手な人もチャレンジしてみるといいでしょう。
また、クラウドソーシングに比べると案件数が少ない点もデメリットと言えます。
④直営業(中級者以上向け)
直営業とは、メディアに直接「記事を書かせてください」と提案することです。
具体的な方法は、ネットで「ライター 募集」と検索をして応募したり、メディアの問い合わせフォームから直接メールしたりします。
直営業のメリット
メリットは、営業がうまくいけば自分の書きたいメディアで書けること。
他の営業方法と比べてライバルが少ないため、単価が高いことです。
あとは、クライアントと直接つながれるので、他の案件を紹介されたり、単価アップに繋がったりしやすい点もメリットと言えます。
筆者も直営業は積極的に行っています。3年以上お仕事を頂いているクライアントがいるのですが、その案件も直営業で繋がりました。
直営業のデメリット
デメリットは、案件が少ない点と実績がないと提案が通らない点です。
クラウドソーシングやTwitter、Wantedlyなどで経験を積んだ後にチャレンジするといいでしょう。
受注率を上げる方法2選!Webライターが高単価を狙う戦略
次に、高単価な案件を受注する方法を2つに厳選して解説します。
①ポートフォリオを作る
②ブログを書いて実績を作る
私の運営するコミュニティのメンバーの中に、上記①②をおこなって単価を1.6倍にした人がいるので、現実的な戦略と言えます。
①ポートフォリオを作る
まず、営業をする前に必ずポートフォリオ(≒実績集)を作りましょう。イメージがわかない方は、こちらをご覧ください。知人のポートフォリオです。
ポートフォリオには以下の要素を記載しましょう。
・略歴
・過去に書いた記事(ジャンル別)
・保有資格や得意なことなどのアピールポイント
・趣味など人となりが分かること
・意気込み
・連絡先
僕自身も発注者なのでよくわかりますが、発注者はWebライターを選ぶときに「どんな人なんだろう? ちゃんと仕事してくれるかな?」と不安な気持ちを抱えています。
だから、上記のように「自分はこんなことができます! こんな人です!」とアピールできるポートフォリオは重要なのです。
②ブログを書いて実績を作る
ポートフォリオに公開できる実績がない人は、ブログを書いてそれを実績にすることをおすすめします。
たとえば、金融系に興味があれば「株式投資 始め方」など、自分でキーワードを決めて記事を書きましょう。最低でも1記事、できれば3記事は欲しいところ。
その実績があれば、クライアントはあなたのライティング力が分かるので発注しやすいのです。「公開できる実績がない」状態よりも、格段に受注率は上がります。
仮に高単価な案件をなかなか受注できないなら、実績が足りていない可能性が高いです。
その場合は一旦案件の受注はストップして、自分のポートフォリオを強化した方がいいでしょう。
まとめ
Webライターにおすすめの営業方法は以下の通りです。
営業方法 | 受注の難易度 | 案件数 | 単価 |
①クラウドソーシング | 低い | 非常に多い | 低い |
②Twitter | 普通 | やや少ない | 低い~やや高い |
③Wantedly | 普通 | やや少ない | 低い~やや高い |
④直営業 | 高い | やや少ない | 普通~高い |
先述したメリットとデメリットを見比べて、自分に合った営業方法を選んでみてください。
また、「ポートフォリオを作る」「ブログを書いて実績を作る」という戦略も実践して、どんどん営業していきましょう。
※こちらは②の記事です※